|
株式会社日本テレネット(にほんテレネット)は、かつて存在していたゲームソフト制作会社。 == 概要 == 1983年、パソコン用ゲームソフトの制作を目的に設立された(ただし当初は通信関連企業を設立する予定であった)。8ビットパソコン時代は大手メーカーの一角として、1990年代前半はPCエンジンやメガドライブなどでソフトを発売していた。 後にウルフチームとして独立する開発チームが製作した『ファイナルゾーン』や『夢幻戦士ヴァリス』といった、オープニングやエンディング、ステージ間でビジュアルシーンを採用した作品がヒットした事で、ビジュアル重視の製作スタイルを確立。以後このスタイルは同社作品最大の特徴となる。CD-ROM²・SUPER CD-ROM²やメガCDで大容量メディアのCD-ROMを扱える様になるとビジュアルシーンにアニメーションを積極的に導入し、鍋島修や、一時期同社に所属していた越智一裕といった有名アニメーターをビジュアルシーン制作(演出、デザイン、原画)に迎える等、この傾向をさらに加速化させた。 しかし、90年代に入り社内の開発チームが次々に独立(元々通信関連企業となる予定だったという経緯から、ゲーム開発のノウハウを無視した経営が原因とも)、結果として社内での開発力が低下し、ゲームのクオリティと売り上げが低迷する事となる。その後は開発をスーパーファミコンに絞り、ブランドをウルフチームに統一。1995年頃からテイルズシリーズの開発、パチンコ・パチスロ関連の事業が中心となっていった。 2003年3月10日、ナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)との共同出資でナムコ・テイルズスタジオを設立し、開発スタッフの大半はそちらへ異動。ウルフチームブランドは消滅し、コンシューマー事業から事実上撤退。2004年には雄図グループが運営していたアダルトゲームのストリーミング配信サイト・BB5.jpを買収し、ダウンロード販売事業に進出した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本テレネット (ゲーム会社)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|